御供所町界隈  承天寺・追い山ならし

作者 t-yamauchi

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本番の「追い山」の前に予行演習の「追い山ならし」が行われます。日中に行われるので県外からの観光客も多く沿道は人でいっぱいです。

「力水」のバケツが並べられていて、係の人が観客に「山が来たら皆さん掛けて下さい」と説明があります。大人から子供まで替わる々水飛沫を飛ばします。

承天寺は走る山笠の旋回点の一つで目印の「清道」の旗が翻っていました。

腹巻き、締め込み、脚半姿が颯爽とし、地下足袋が足元を引き締めています。明治の頃まではわらじだったそうです。

台上がりは最高の名誉。豊富な経験と運動神経が要求される様です。

走る走る走る。子供から高齢者までみんな表情が活き活きとしています。この日の為にトレーニングを積んできた方も多いと聞きます。山笠は商店街の祭りではなく心揺さぶる本当の祭りでした。

承天寺は宋人の貿易商の謝国明が建立し、聖一国師が開いた禅宗寺院。宋から持ち込んだ製粉技術により、ここから「うどん」「そば」「饅頭」が日本に広まりました。山笠は仁治二年(1241)に聖一国師が疫病を静める為、人々が担ぐ施餓鬼棚に乗って博多中に甘露水を撒いたのが起源とされています。山笠はここで一時停止しテントの下にいる住職に慇懃に挨拶し、再び走り出します。